本町心斎橋 鍼灸美容整体 メヌエット鍼灸整骨院のブログ記事
2012 12/11 14:06
今回は、発熱を東洋医学的に診た場合の「外感発熱」 について勉強したいと思います。 1)風寒による発熱 風寒の邪気による発熱。 悪寒が強く、発熱は軽い。 無汗、頭痛、身体痛。 鼻閉、鼻声、くしゃみ、咳、口渇はない。 舌苔薄白 2)風湿による発熱 風湿の邪気による発熱。 発熱が重く、悪寒は軽い。 少汗、顔...
2012 12/04 16:01
今回は、発熱について勉強したいと思います。 発熱は臨床上、最もよく見られる症状の一つであり 多くの疾患に現れます。 一般的には、口腔温で37.3度以上、腋下温で37度以上 直腸温では37.6度以上を発熱とみなしています。 発熱は、東洋医学的には、病因の違いにもとづいて 「外感発熱」と「内傷発熱」に分類されます。 ...
2012 11/27 14:35
今回は、耳鳴りの治療穴について勉強したいと 思います。 *治療穴* 「翳風」 「聴会」 「中渚」 「侠谿」 ・肝火上炎には、「太衝」 「丘墟」 を加える。 ・痰火鬱結には、「豊隆」 「労宮」 を加える。 ・腎精虚損には、「腎兪」 「太谿」 を加える。 ・脾胃虚弱には、「脾兪」 「足三里」 を加える。...
2012 11/15 15:41
耳鳴りは東洋医学的には、次の4タイプに分類 することができます。 1)肝火による耳鳴り 手足の少陽経は耳をめぐっており、肝胆は表裏をなしています。 激しく怒ると肝を傷つけ、また突然驚いたり、恐れることにより 肝気が鬱結上逆し、耳窮を閉塞します。 耳鳴りは潮のような音や、風や雷のように聞こえる。 耳が張った...
2012 11/10 16:21
今回は、耳鳴りについて勉強したいと思います。 耳鳴りは、聴覚に異常がおこる病症で、耳のなかで 音がして、聴覚を妨害するものです。 耳鳴りは東洋医学的には、虚実の2つに分類することが できます。 激しく怒ったり、驚いたり、恐れたりすると「肝胆火旺」となり 少陽経の経絡の気が閉塞すると、耳鳴りがおこります。 また、酒...
2012 11/05 13:47
治法: 「清熱利咽」 風熱証には「去風清熱」をはかります。 実熱証には「清熱寫火解毒」をはかります。 虚熱証には「滋陰降火」をはかります。 治療穴(ツボ): 「少商」 「合谷」 ・風熱証には 「大椎」 「風池」 「曲池」 を加えます。 ・実熱証には 「尺沢」 「内庭」 「関衝 を加えます。 ・虚熱証には ...
2012 10/30 16:51
今日は、咽喉腫痛の3つのタイプについて勉強したいと 思います。 1)風熱による咽喉腫痛 手太陰肺経の熱に風熱の邪が加わり、肺を侵襲して 咽喉腫痛がおこる。 咽喉腫痛と外感風熱症が同時に見られる。 発熱。 軽度の悪寒。 頭痛、口渇、身体痛、咳き。 舌質紅 舌苔薄黄 2)実熱による咽喉腫痛 手太陰肺経と足...
2012 10/25 15:29
秋ですね。 日に日に木々の葉が色づき始めました。 今回は、咽喉腫痛(のどの痛み)について勉強したいと 思います。 咽喉腫痛は咽喉痛を主症とします。 発熱、頭痛、咳きなどの症状をよく伴い、 ひどい場合には嚥下困難がおこります。 咽喉部の腫れが、蚕の蛾に似ていることから 東洋医学では 「喉蛾」 「乳蛾」 「喉痺」 とい...
2012 10/19 15:13
今回は、歯痛の治療穴(ツボ)について勉強したいと 思います。 *治療穴* 「頬車」 「下関」 「合谷」 1)胃火には 「内庭」 を加える。 2)風火には 「外関」 「風池」 を加える。 3)虚火には 「太谿」 「行間」 を加える。 *耳針* 「上頏」 「下頏」 「神門」 「屏尖」 辛いも...
2012 10/15 14:24
歯痛を東洋医学的に分類すると、次の4タイプと なります。 1)風火による歯痛 体質的に陽盛で内熱がある人が、風邪の侵入をうけ、 陽明経脈にそって歯を犯すと歯痛がおこります。 歯肉が赤く腫れる。 患部を冷やすと痛みが軽減し、 温めると強くなる。 発熱、口渇。 2)胃火による歯痛 辛いもの、油っこいもの...