本町心斎橋 鍼灸美容整体 メヌエット鍼灸整骨院のブログ記事
2012 05/17 18:24
今日は、胃痛の治療穴について勉強したいと思います。 １）実証・・・「中脘」 「内関」 「足三里」 ・胃痛がひどい場合には、「梁丘」を加えます。 ・寒邪による胃痛には、「気海」を加えます。 ・食積による胃痛には、「裏内庭」を加えます。 ・肝気犯胃による胃痛には、「太衝」を加えます。 ２）虚証・・・「中脘」 ...
2012 05/12 18:46
今日は、胃痛をタイプ別に診てゆきたいと思います。 ＊実証＊ １）寒邪による胃痛 強い胃腹部痛、揉まれるのを拒む。 温めると気持ち良い。 痛みは冷えると増強し、温めると軽減。 熱飲を好む。 舌苔薄白。 脈弦緊。 ２）食積による胃痛 胃腹部の張ったような痛み。 揉まれるのを拒む。 腐酸臭のあるあくび、悪...
2012 05/08 15:00
今回は、胃痛について勉強したいと思います。 胃痛は、胃脘痛ともいわれ、心窩部付近の疼痛を主症とする 病症です。 この病症の病位は胃にあり、東洋医学的には「寒邪犯胃」 「飲食不節」または「肝気犯胃」などの病因により、胃がうまく 和降できなくなり、「気機」（昇降出入）が阻滞すると胃痛が おこるといわれています。 （...
2012 05/01 16:54
今日は、むくみの治療穴（ツボ）について勉強したいと思います。 １）腰より上のむくみ（実証） 「列欠」 「陰陵泉」 「尺沢」 「合谷」 「肺兪」 「三焦兪」 身体の上部の浮腫が著明なものには、発散法が適しています。 本証は手太陰肺経の実証であり、肺経の合穴である「尺沢」（水穴） により宣肺利水をはかります。 これ...
2012 04/27 18:58
今日は、「腰より上のむくみ」と「腰より下のむくみ」について 勉強したいと思います。 １）腰より上のむくみ（実証） 初期は、まぶた、頭顔面部の浮腫で、次第に手足・全身に広がり 腰より上部に著明に現れます。 皮膚を押すと陥凹しますが、回復が早い。 皮膚光沢、小便短少。 発熱する時があり、身体がだるく「せき」がでる。...
2012 04/23 17:04
今回からは、「むくみ」と東洋医学について勉強したいと思います。 むくみ（水腫）とは、頭顔面部、眼瞼、手足、腹背部または全身 におこる浮腫のことです。 古典の「内経」では、むくみを「水」と称しています。 実証としては、「腰から上のむくみ」が多く、 虚証としては、「腰から下のむくみ」が多いといわれています。 むくみ（水腫...
2012 04/19 17:32
今日は、不眠を東洋医学的に診てみたいと思います。 不眠には、虚証と実証があります。 ここでは虚証として「心腎不交による不眠」 実証としては「痰熱による不眠」を取り上げます。 １）心腎不交による不眠 少し眠ると眼が覚めたり、心煩があり、寝汗をかいたりします。 口や喉の乾き、めまい、耳鳴り、腰膝のだるさ など。 ...
2012 04/13 18:14
今日は、不眠について勉強したいと思います。 不眠は、騒音などの外界からの刺激や日常生活の乱れなど による「機会性不眠」と、痛みなど睡眠を阻害する要素を持つ 身体疾患や神経症に起因する「症候性不眠」に分類されます。 不眠症状の型としては、入眠障害、早朝覚醒、熟眠障害、 まったく眠れない、などがあります。 ＊注意を要する...
2012 04/10 17:59
今日は、めまいのタイプ別に、治療穴を勉強したいと思います。 １）肝陽亢進によるめまい・・・「風池」 「侠谿」 「太衝」 「肝兪」 「腎兪」 「太谿」 風池、侠谿により上亢している肝陽を清瀉し、大衝で整え、 肝兪、腎兪、太谿により肝・腎の「陰」を補います。 ２）痰濁によるめまい・・・「中脘」 「内関」 「豊隆」 「...
2012 04/05 17:30
めまいは、東洋医学には「眩暈」といいます。 目がかすんで目の前が暗くなるのを「眩」、 ぐるぐる物がまわって見えたり、揺れ動いて見えるのを「暈」、 二つ合わせて「眩暈」です。 めまいは、東洋医学的には次の４つのタイプに分類出来ます。 １）肝陽亢進によるめまい 深く悲しんだり、気力を無くしたりすると肝を損傷し、肝陰が...
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