私が社会人として働いている26歳の時
1年に1回お正月しか会えなかったけれど、優しくいろんなことを話してくれた大好きだった祖父が末期のがんで突然入院をしました。
病院のベッド上で病気からの痛みで思うように相手に言葉が伝わらない不自由さから涙を流して「家に帰りたい」と言い続けた祖父。その後、悲しい表情だけを残し病院で他界しました。
祖父はいつも泣いていました。とても尊敬していた祖父の人生はこの最期で本当に幸せだったのか?
やはり生まれ育った自宅の畳の上で家族や孫に自分の死を見送られて世代交代をしたかったのでは?
それから人の死について考え、人は自分の家で死にたいんだ。
そう確信しました。
そして、自分が両親や周りの人に出来ることは何だろう?と人生の目的を見出したことがきっかけでした。
祖父の死から直ぐに介護の仕事に転職し現場から始めて福祉業界で17年。
介護保険制度の中でこれまでお仕事をさせていただき、利用者様を通じいろんな経験をしてきました。
利用者様の自立を支援するには先ず私から笑顔で信頼関係をつくることから始める。これを信念に介護を従事して参りました。
この度、お孫さんの結婚式やお墓参り、懐かしい思い出の旅などを心から楽しんでいただこうと事業を始めました。
その介護への想いやラジオパーソナリティでの経験、YouTubeに活動場所を変えて、nagomiチャンネル番組名は「たっきーのフォレスとガンプ」で司会進行を務める。高齢者、障がい者と関わっている私にしかできないコミュニケーション、お客様のご要望を100%形にできるようにいたします。
そして、旅行を通してご家族や友人と共に感動し、楽しかったと思っていただけること。
それを「和-なごみ-」の社会へのご恩返しと考えます。